ヒメマツタケとは

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ヒメマツタケ岩出101株

今回は、ヒメマツタケ岩出101株の特集です。

健康食品市場において、アガリクスの好調が伝えられて久しいですが、最近は、新聞などにも毎日のように関連書籍や商品の広告が大きく掲載されています。商品の特徴や価格帯も様々でアガリクス市場は、まさに百花繚乱。『ヒメマツタケ』。初めてその名前をきかれた方もいらつしゃるのでは。しかし、その研究の歴史は長くて、40年以上前に日本に持ちこまれて以来、今日までずっと続けられてきました。

ヒメマツタケとは

●和名 ヒメマツタケ
●学名 アガリクス・ブラゼイ・ムリル
    Agaricus blazei Murrill (ハラタケ属の一種)
●岩出101株

ヒメマツタケは、学名をアガリクス・ブラゼイ・ムリルといい、ハラ タケ属に属する茸です。そもそも『アガリクス』という名前は、国 内で37種類・海外では200種類以上あるといわれているハラタ ケ属のキノコの総称で、特定のキノコを指すものではありません。 その中の1種類が、ヒメマツタケだというわけです。 ヒメマツタケ岩出101株とは東京大学・三重大学の教授を歴任さ れた、岩出亥之助博士が、昭和50年に世界で初めてアガリクス・ ブラゼイ・ムリルの人工栽培に成功しヒメマツタケと名付けました。 更に幾度となく改良・選抜した結果、最も効力の高い菌株(種) に 名付けた名前です。茸は同じ仲間でも、種菌の種類・栽培方法・栽 培地により有効成分が大きく変わりますから、必ず効力の確認され た物を使用することが大事です。 ヒメマツタケは、過去40年にわたり、 効力・安全性を確認されています。

キノコ分類上の位置づけ

代表的なアガリクス
ハラタケ Agaricus campestris Fr. コモリノカサ Agaricus diminutivs Imai.
モリノハラタケ Agaricus silvaticus Secr. ヒメノモリノカサ Agaricus semotellus Imai.
シロモリノカサ Agaricus silvicola Peck. ヒメマツタケ Agaricus brazei Murrill.
ニセモリノカサ Agaricus subrufescens ザラエノマツタケ Agaricus subrutilescens.
キハラタケ Agaricus jezoensis Imai. ハラタケモドキ Agaricus placomyces Peck.
コハラタケ Agaricus comtulus Fr. ツクリタケ Agaricus bisporus Sing.
ヒメシロモリノカサ Agaricus comptulellus Imai. (食)マッシュルーム (マッシュルームもアガリクスです)
●キノコは“科”や“属”が同じでも、また、姿が似ていても菌株が違うと、 有効成分や効能効果は異なります。
●『アガリクス』というのはキノコ類の中のハラタケ属全体の総称です。(食用のマッシュルームもアガリクスの一種です)

 

ちょっと気になること
Q1) キノコは植物じゃないってホント?

 

A1)

キノコは菌類の一種である真菌類に属し、カビや酵母(お酒や味噌、酵母の力で発酵してできる)と大変近い関係にあります。菌類の役目、他の成分を分解して土に返すことです。もし、地球上に菌類がいなかったら、生物はその寿命が尽きた後も分解されないことになり、自然界の循環が途絶えてしまうことになります。そのため菌類の果たす役割は、とても大切です。

 ところで、ほとんどの方は「キノコは植物だ」と思っていることでしょう。実は、キノコは、動物でも植物でもありません。もっとも、キノコをはじめとする菌類が、「第三の生物」として認められるようになったのはつい最近のこと。それまでは、長いあいだ、植物の仲間とされてきました。私たちがキノコを食べるのは、いわゆる傘と柄の部分になりますが、この部分は植物で言えば繁殖器官である花にあたります。キノコの場合には、これを「花」ではなく、「子実体」と言います。この子実体は、菌糸体と言う糸のように長い細胞から発芽し、胞子を作って放出しながらどんどんと仲間を増やしていきます。このような繁殖形態からいっても、動物でも植物でもないことがわかりますよね。

Q2)

 

どのヒメマツタケでも、効果は同じ?

 

A2)

 

違います。ヒメマツタケに限らず、キノコは菌株が違ったり、栽培方法・土壌が違うことによってキノコに含まれる有効成分が違ってきます。例えば、皆さん御存知の松茸というキノコがあります。この松茸の中にも国産をはじめとして中国産・韓国産・カナダ産などがありますが、産地が違うことによって味も香りも全く違います。つまり、元々の菌株が違ったり、土壌(産地)が違うことによって中に含まれている成分に違いが出てきているのです。国産といっても産地によって大きな違いがあります。

 

 さて、ヒメマツタケも、いくら学名Agaricus blazei Murrill/アガリクス・ブラゼイ・ムリルが同じであっても、元々の菌株が違うことによって内容成分に大きな差が出てきます。従って、単に姫マツタケというのではなく、効果が確認されている菌株のものが良いと思われます。ヒメマツタケには素晴らしい効果がありますが、そのもので確認されているものでなければ意味がありません。