ヒメマツタケとは

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ヒメマツタケの安全性と有効性



アメリカFDA(米国食品医薬品局)に
唯一認められたヒメマツタケの安全性と有効性



ヒメマツタケ(岩出101株)が、世界で最も権威のある アメリカのFDA(米国食品医薬品局)に「免疫力の向上」という性質を持った食品として登録されました!

米国での輸入、販売される栄養補助食品や自然食品などは、安全を証明する書類(成分、学会レポート、動物試験データ、臨床試験データ等)をつけて登録申請しなければなりません。しかし、ヒメマツタケ(岩出101株) は、1999年秋に厳しい審査をパスし、最も高いレベルの健康維持・増進、病気治療の手助けができる食品としてアガリクスで初めて認められ、益々、ヒメマツタケの安全性と有用性がアガリクスの仲間で唯一、絶対的な地位を得る事が出来ました。

Q1 FDAとは何か?
FDA:(Food and Drag Administration of the United States Department of Health and Human Serviceの略)
米国食品医薬品局 保健・人的サービス局

アメリカ合衆国政府の一部門で、「食品、薬品および化粧品に関する法律」の施行にあたっている機関です。
この法律により、この機関は、食品、薬品および化粧品の品質、衛生管理、宣伝広告などについて種々の規制を行い、消費者を保護する権限を与えられています。規制の対象となるのは、これらの製品の品質などについての不実表示や製品の製造などの消費者の利害を害する行為です。

Q2 なぜ FDAへ登録をしなければならないのか?
1994年に関連法令の改正があり、1994年以前より米国内に流通していた物質・商品については関係ありませんが、それ以降新規に輸入・流通・販売される物質・商品においてはFDAへ新規物質として、登録申請を行わなければなりません。もしこれを行わず、販売等がなされ指摘されれば、ペナルティーが課され賠償問題等に発展することがあります。ただし、個人使用の為の少量の輸入や販売のように、狭い範囲での取り扱いについては、問題が発生しなかったり、他の競争相手より指摘を受けることがなければ、FDAでは問題にされない事はありますが、PL法にも加入出来ません。

Q3 FDAのどの分野に登録されたのか?
基本的にFDAは、FOODと、DRUGという二つの大きな枠組みに分類されています。そのFOODの中にも、FDA内部においては、単なる食品としてのカテゴリーから、漢方のように医薬品に近い食品のカテゴリーに至るまで、50数種類のカテゴリーに分かれており、「ヒメマツタケ(岩出101株)」 は健康食品として、また『免疫力の向上』という性質を持った食品として登録されました。「ヒメマツタケ岩出(101株)」 はキノコの中で、初めてFDAに登録されました。

Q4 FDAへ登録することによってどんなメリットがあるのか?
食品であるため病気が治る(CURE)という表現は出来ませんが、健康食品として登録されているので(HELP)というように手助けが出来るという表現が可能であり、またFDAにおいて物質・商品が安全であると認められているという事です。

Q5 どうすればFDAへ登録することが出来るのか?
FDAで一番に重要視されるのは物質・商品の安全性です。また主張する内容(免疫力の向上)を証明できる資料 (成分・学会レポート・動物試験データ・臨床試験データ等)を提出しなければなりません。提出された資料は、担当するコミッティー(委員会)によって審議され、関連法令に問題があるか否か判断されます。


ヒメマツタケと、β-(1-6)-D-グルカンタンパク複合体

最近は、新聞・雑誌などでも『β-グルカン』の文字が目に付くことが多いと思いますが、一般の方にはあまりわかりそうにないこの名前にどんな意味があるのでしょうか? ヒメマツタケに多く含まれていて特に有効といわれているのは、 β-(1-6)-D-グルカンタンパク複合体という成分。

β-(1-6)-D-グルカンとは、最も強いはたらきを持つといわれている多糖体です。ヒメマツタケに含まれる多糖体の一番の特徴は、多くのタンパク質と結合しているということ。

【β-(1-6)-D-グルカンタンパク複合体】
いくら強いはたらきをもつ多糖体を持っていても、体の中に吸収されなければ“絵に描いた餅“でしかありません。 姫マツタケの β-(1-6)-D-グルカンは、タンパク質と結合することによって、腸からの吸収率がよくなります。



ちょっと気になること
Q1) β-グルカンってなに?
A1) グルカンとは、ブドウ糖(D-グルコース)が、たくさん繋がってできた多糖類の一種(分類)です。糖が結合する際にとる構造には大きく分けて2通りあります。1つはα型、もう一つはβ型と呼ばれています。ブドウ糖がα型の構造で結合した多糖類をα-D-グルカン、β型の構造で結合した多糖類をβ-D-グルカンといいます。β-D-グルカンは、さらに、そのブドウ糖の結合位置により、β-(1-3)-D-グルカン、β- (1-4)-D-グルカンなどに細分化されます。 ちなみに最も代表的なβ-D-グルカンは、セルロース[β-(1-4)-D-グルカン]です。
 きのこ類にふくまれるβ-D-グルカンには、免疫賦活作用があると言われていますが、この場合の『β-D-グルカン』とは、具体的に、β-(1-3)(1-6)-D-グルカンという、特定のβ-D-グルカンのことを指しています。 食品分析センターなどの分析項目「β-グルカン」は、きのこの有効成分といわれる『β-D-グルカン』ではなく、化学構造分類に基づくβ-D-グルカンを測定対象としています。
 したがって、β- (1-3)(1-6)-D-グルカンだけでなく、セルロースやヘテログルカン(ブドウ糖以外の糖を含むグルカン)など、きのこはもとより多くの天然物に含まれているかなり広範囲のグルカン類を測り込みます。
Q2) β-グルカンの構造は?
A2) ブドウ糖がα型の構造で結合した多糖類をα-D-グルカン、β型の構造で結合した多糖類をβ-D-グルカンということ、さらにブドウ糖の結合位置により細分化されることや、β-グルカンのうち(1-3)や(1-6)が、特に重要だということは、おわかりいただけたと思いますが、この1や3というのは、ブドウ糖の炭素原子につけられた番号で、「β-(1-3)-グルカン」とは、ブドウ糖の1番炭素と3番炭素が、β結合してできたグルカン【グルコース(ブドウ糖)の鎖状巨大結合体】のことです。β-グルカンの構造は樹木のそれに似ており、幹と枝に分かれています。樹木でいえば幹に当たる部分を主鎖、枝に当たる部分を分岐と呼びます。枝分かれしている部分の先にリンゴ酸やリン酸が結合したものが免疫力を維持する働きが強いことがわかっていますが、β- (1-3)-グルカン、 β- (1-6)-グルカンは、まさにこのタイプのグルカンです。
 免疫システムを刺激し、活性化するグルカンの共通した特徴がβ- (1-3) という様式で結合したグルコース(ブドウ糖)分子の鎖にβ- (1-6)という様式で結合したグルコース分子の「枝(側鎖)」が存在することです。つまり、直線状に並んだβ-(1-3) グルカンの鎖だけでは免疫刺激効果が認められず、 β- (1-6)の枝が存在してはじめて非常に強力な免疫刺激能力を発揮します。このことから、単なるβ-グルカンの総量表示だけでは、なんの意味も持たないことがおわかりになると思います。