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自分の身体を知る

“小宇宙”そう表現されることもある人体は、たった一つの細胞(受精卵)から始まり、分裂を繰り返しながらや がて約100兆個もの細胞から構成されるようになります。

その母胎内での成長過程の初期段階(胎芽期)では、まさに生物の進化を辿るかのように、魚類から 両生類、爬虫類、そして哺乳類へと変化していきます。不用意な薬剤の摂取やウィルス感染が奇形につながりやすい、非常にデリケートな時期でもあります。

胎芽期を経て胎児期に入るとそれまでと異なり、ヒトらしさが随所に見られるようになり、羊水に満たされた子宮内で、出産を待ちわびるのみとなります。この羊水は原始の海と同等の塩濃度であるといいます──。

そうして生まれでた後も、人体には様々な出来事がおこります。体格の変化に始まり、ときには怪我や病気もあるでしょう。思春期を経て成熟に至った後は 「成人病」なるものまで‥‥。日本は長寿国で医療も整っていますが、やはりその人の健康を支えるのは、その人自身の普段の心がけといえます。健康であった 時には当たり前であったことが、ひとたび健康を損なうと、いかにかけがえのないものであるのかを痛感することになるのです。

まず、自分の身体がどのようなものであるのか──そこから始めるのはいかがでしょうか。

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