ビタミンについて
ビタミン情報チャート
水溶性ビタミン
| 主なビタミン | ビタミン剤 の表示 |
こんな働きをします | 適応症 | こんな食べ物に 含まれています |
所要量/日 （成人男） |
クスリとして 使われる量 |
| ビタミン B１ （チアミン） |
フルスルチアミン 塩酸チアミン |
代謝によるエネルギーの確保、ストレスによるVB1の補給 | 神経、肉体疲労時、脚気筋肉痛肩こり | 豚肉、焼のり、ごま、大豆、鰻、椎茸 | 1.1mg | 10mg～25mg フルスルチアミン 10mg～150mg |
| ビタミン B2 （リポフラビン） |
リボフラビン リン酸リボフラビン |
視力、皮膚、爪、毛の発育、動脈硬化、老化防止、蛋白、脂肪、糖の代謝 | 口唇炎、湿疹、肉体疲労時、消耗性疾患 | 牛豚肝臓、焼のり、椎茸、牛乳、納豆、ホウレン草 | 1.2mg | 10mg～30mg |
| ナイアシン （ニコチンサン） |
ニコチンサンアミド ニコチンサン |
神経系消化器系への関与、皮膚の発育、糖の代謝 | 口内炎、口角炎、肉体疲労時 | 鰹、鮪、落花生、椎茸、牛豚肝臓 | 16mg～17mg | 特に定めてない。 |
| パントテン酸 | バントテン酸 カルシウム |
脂肪、糖、アミノ酸代謝、ストレスの抵抗力 | 接触性皮膚炎、湿疹、消耗性疾患 | 大豆、落花生、牛豚肝臓、鰊 | 5mg | 5mg～30mg |
| ビタミンB6 （ビリドキシン） |
塩酸ビリドキシン リン酸ビリドキシン |
蛋白、脂肪、糖の代謝、神経系への関与 | 口角炎、口唇炎、舌炎、栄養補給 | 鰯、鮃、牛豚肝臓、バナナ、蛙、大豆 | 1.6mg | ～50mg |
| ビタミンB12 （ユバラミン） |
シアノコバラミン ヒドロキソコバラミン |
造血因子、脳細胞の関与、、新生細胞の栄養素 | 悪性貧血、消耗性 疾患の栄養補給 |
牛豚肝臓、鰊、鯖、鰯、牡蠣、牛豚肉 | 2.4単位 | 0.001mg～0.06mg |
| ビタミンC （アスコルビンサン） |
アスコルビン酸ナトリウム、アルコルビン酸カルシウム | 感染症への抵抗力 ストレスの予防、コレステロールの調整 |
壊血病、シミ、ソバカス、日焼けの色素付着予防 | 苺、柑橘類、茶、焼海苔、キャベツ、ブロッコリー | 100mg | ～500mg |
脂溶性ビタミン
| ビタミンA (レチノール) |
酢酸レチノール、バルチミン酸レチノール カロチン |
皮膚、骨、血液、粘膜の発育、感染症の予防、眼疾患の予防 | 夜盲症、結膜乾燥症、 角膜軟化症、妊産婦の栄養補給 |
牛豚肝臓、焼海苔、紫蘇、人参、鰻、パセリ、唐辛子 | 2000単位 | ～4000単位 |
| ビタミンD （カルシフェロール） |
エルゴカルシフェロール | Ca、リンの吸収促進、骨、歯の成長 | 骨軟化症、くる病、骨脆弱症 | 鮪、鰯、鰹、秋刀魚、鯖 | 100単位 | ～400単位 |
| ビタミンＥ (トコフェロール) |
酢酸トコフェロール dl αトコフェロール d αトコフェロール |
血流促進、細胞の酸化防止、ホルモンの代謝促進、流産防止、老化防止 | 抹消循環障害、妊娠機能障害、過酸化脂質の増加防止 | アーモンド、大豆、鰻、落花生、蜆、えんどう豆、マーガリン | 10単位 | 100mg～300mg |
| ビタミンK （メナジオン） |
メナジオン フィトナジオン |
止血、血液凝固促進 | 止血剤 | 納豆、ほうれん草、わかめ、茶、大根菜 | 60単位 |
