ビタミンについて

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ビタミンを摂るということ

各種ビタミンが体内でどんな働きをするのかは、“美味しい?ビタミンのハナシ”で扱った通りです。各ビタミン がどういった食品に多く含まれるかについてはビタミン情報チャートで紹介しました。ではそういった食品をただ多く食べればいいのかというとそうではなく、 前述の「5大栄養素」との関わりや調理方法など、知っておくと便利な、上手に摂るコツというものがみえてきます。ここではそのコツを紹介いたします。

水溶性ビタミン

ビタミンB1/ビタミンB2/ビタミンB6/
ビタミンB12/ビタミンC

脂溶性ビタミン

ビタミンA/ビタミンD/ビタミンE/ビタミンK

ビタミンB1(チアミン)

水溶性のビタミンは体内で長時間蓄えられないので、毎日摂ることが 大事です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要で、これが不足すると糖質の分解がうまくいかずに乳酸等の疲労物質がたまり、自覚症状として 身体がだるい、眠気がとれないといったことがでてきます。また、このビタミンB1の代表的な欠乏症として脚気がありました。江戸時代中期から流行り始めた 脚気は、当時『江戸患い』などといって、身体がだるくなって、足のしびれ・むくみなどの症状を経て、やがては動けなくなり衰弱していくという病気です。こ れはこの時期から江戸を中心に白米を常食とする習慣が一般に広がり始めたためで、それまで米ぬかで補われていたビタミンB1が摂れず、さらに米(炭水化 物)を中心とした食生活のあり方がそういった事態を助長したと考えられています。 第6次改定日本人の栄養所要量では成人男性の一日の所要量は1.1mg(女性は0.8mg)とされています。これを補うための各食材の必要量が表1です。

表1
品目 必要量
こめ/米ぬか 約44g
ひまわりの種/乾 約52g
おおむぎ/ビタミンB1強化押し麦 約73g
辛子/粉 約78g
ぶた/ヒレ 約79g
ごま/むき 約88g
脱脂大豆/種皮付き 約89g
のり/ほしのり 約96g
こうして見てみると、やはり一般的にビタミンB群を多く含むと知られている豚肉がもっともポピュラー な食材でしょうか。ただしこの所要量はあくまで目安であり、現代の食生活では糖質を多く摂る傾向にあるので、その分解に必要なB1も相対的に多く摂らなけ ればならないのです。アルコールなどはそれ自体糖質が含まれている上に、B1が体内で吸収される腸の働きを低下させてしまいます。

最近では激しい運動をする部活動に入っている生徒などに潜在的な欠 乏がみられる傾向にあり、やはり「身体がだるい、何となく力が出ない」といった症状を訴える事例が報告されています。調理に寄る損失は多少ありますが、例 えばにんにくやタマネギに含まれるアリシンという物質は体内でB1の働きを助けたりしますので、そういったものと合わせて摂ると効果的といえます。

ビタミンB2(リボフラビン)

ビタミンB2も他のB群と同様、水溶性ビタミンで体内での蓄積がされにくく、毎日の摂取をこころがけたいとこ ろ。体内での糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える酵素を助ける(生体内ではFMN,FADと呼ばれる補酵素となる)働きがあります。特にビタミン B2には脂肪をエネルギーに変えてどんどん燃やす働きがあり、産生されたエネルギ-は細胞の再生能力を助け、肌荒れやにきびを解消し、しっとりした髪を 作ったり、目の疲れも癒します。加えて、脂肪を燃やすことで動脈硬化の原因とされる過酸化脂質ができにくくなり、成人病の予防にもなります。第6次改定日本人の栄養所要量では成人男性の一日の所要量は1.2mg(女性は1.0mg)とされています。表2でその摂取に必要な量を代表的な食材に置き換えると‥‥

表2
品目 必要量
ぶた/レバー 約33g
のり/焼きのり 約37g
いわのり/乾 約54g
茶/かまいり茶 約67g
しいたけ/乾 約70g
わかめ/乾燥わかめ 約86g
とうがらし/乾 約92g
アーモンド/いり味付け 約100g
きくらげ/乾 約100g
獣肉の肝臓や海草類に多く含まれていることがわかります。他にも野菜ではほうれん草・ブロッコリーに、またウナギや鯖にも多く含まれています。B2が不足すると幼児期では成長障害を、成人で疲労・食欲不振・皮膚炎・口内炎などを誘発します。

B1で糖質の摂取量との関連を言及したように、脂質を分解するのに役立つB2は、とうぜん脂質を多く摂る人に は多くの摂取が求められることになります。熱に強い性質を持っていますが、光とアルカリに弱いので、食品は必ず冷暗所に保存し、茹でる時は重曹などのアル カリは使わないようにしましょう。魚は身よりも皮に多く含まれているので、できれば一緒に食べるようにしましょう。

ビタミンB6(ビリドキシン)

主にタンパク質と糖質の代謝に関係しているビタミンB6は、ケラチンを効率よく生成する、虫歯をふせぐ、免疫 機能を正常にする、利尿作用があるといった働きをもったビタミンです。欠乏すると、皮膚炎・脂性の肌・口内炎・貧血などの症状が表れますが、腸内細菌で合 成されるので、欠乏症は起こりにくい。第6次改定日本人の栄養所要量では成人男性の一日の所要量は1.6mg(女性は1.2mg)。表3ではその摂取に必要な量を代表的な食材に置き換えてみました。

表3
品目 必要量
ぎんなん/生 約100g
ピスタチオ/いり味付け 約131g
にわとり/むね,皮なし 約156g
まぐろ/とろ 約160g
うし/レバー 約179g
こうしてみると、非常に取りづらいビタミンのように思われますが、前述の通り腸内細菌で合成されるので、それほど気にしなくていいでしょう。小麦胚芽、玄米、酵母、牛乳といった食材にも含まれています。調理による損失は少ない。

ビタミンB12(コバラミン)

ビタミン12はDNAの合成、造血の過程と神経発育において一番重要な役割を果たしています。産まれた後、母 乳からのビタミンB12も不足すると、赤ちゃんはビタミンB12不足の状態になります。 赤ちゃんはビタミンB12が足りないと、巨紅血球型貧血、成長が遅い、神経の発育不良などの病気にかかります。病例により、患児はほとんど菜食母親の赤 ちゃんです。 これは動物性食物を食べないことにより、肉類と内臓類の栄養素、例えば、鉄、カルシウム、ビタミンDとB12などが足りなくなります。第6次改定日本人の栄養所要量では成人の一日の所要量は2.4μg。表4ではその摂取に必要な量を代表的な食材に置き換えてみました。

表4
品目 必要量
しじみ/生 約4g
うし/レバー 約5g
にしん/生 約14g
チーズ/プロセスチーズ 約75g
うし/かたロース 約77g
鶏卵/卵黄/生 約100g
まぐろ/赤身/生 約110g
B1、B2とは反対に豚肉よりも牛肉に多く含まれています。体内では胃酸により肉のたんぱく質と離れてまた胃から分泌されるたんぱく質とくっついて回腸(小腸の一部)で吸収されます。このため、胃の切除手術をした方にも欠乏症が表れやすくなります。

ビタミンC(アスコルビン酸)

その性質についてもっとも知られているビタミン。ビタミンCは体内における各種の代謝に関与していますが,中 でも重要な作用としてコラーゲンの生成と保持が挙げられます。ビタミンC不足によりコラーゲンの生成と保持ができないと血管がボロボロになり、出血性の傷 害が各器官に起こる「壊血病」になります。1534年の冬に、探検家のジャック・カルティエの一団はカナダの未開地において病気になり、やせ細って、歯が 抜け、体の痛みと疲労と歯ぐきの腐敗に苦しんでいました。それを助けたのはネイティブアメリカンのヒューロン族で、アンネダ(anneda)の木の皮と葉 を煎じた茶を彼らに与えました。その茶には、ビタミンCが含まれていて、一団の苦しんだ壊血病(ビタミンC欠乏症のひとつ)を治したのでした。1747年 には英海軍医ジェームス・リンドが柑橘類を食べることで 予防できることを発見しました。その後、水兵にライムジュースを飲ませるようにしたことから、英海軍の水兵は今でも“ライムジューサー”と呼ばれるそうで す。第6次改定日本人の栄養所要量では成人の一日の所要量は100mg。表5ではその摂取に必要な量を代表的な食材に置き換えてみました。

表5
品目 必要量
アセロラ/生 約6g
茶/せん茶/茶 約40g
ピーマン/赤ピーマン 約58g
ゴーヤ/油いため 約90g
レモン/生果 約110g
キウイフルーツ/生果 約125g
キャベツ/生 約140g
ほうれんそう/葉/生 約150g
ビタミンCは空気に触れることで減少していき、また水溶性なので水にさらすと流れ出てしまう。保存・調理での 損失が少なくないが、熱には比較的強いので、揚物などは高温だがその調理法が短時間で空気に触れずにすむものであるため、損失が少ない。また、ビタミンC の破壊に関わっている酵素が100℃で数分過熱されると抗力を失うことから、野菜等は水をちゃんと沸騰させた状態で調理しはじめるのが効果的です。

ビタミンA(レチノール)

ビタミンAは、β-カロチンをはじめとするカロテノイド色素が小腸で吸収され、大部分が酸化されて生成されま す(一部はカロテノイドのままで利用されます)。このカロテノイドは油に溶けた状態の方が吸収が良く(ビタミンAはビタミンの中で脂溶性として分類されて いる)、そのままでは10%前後の吸収率なのが、油に溶けると80%程度にまで上昇します。ビタミンAは調理すると(その方法にも因りますが)平均して 10~20%損失するといわれています。ですが前述のような性質を踏まえると効率良く摂れるというわけです。 厚生労働省(当時厚生省)が平成12年に発表した第6次改定日本人の栄養所要量によれば、成人男性の一日の所要量は2000単位(IU)で女性は1800単位です。これをビタミンAを多く含む食品に置き換えると‥‥

表6
品目 必要量
うし/レバー 約5g
やつめうなぎ(かわやつめ)/生 約8g
茶/抹茶 約12.5g
のり/味付けのり 約17g
とうがらし/乾燥 約18g
ぶた/レバーペースト 約22g
うなぎ(養殖うなぎ)/生 約42g
しそ/葉 約46g
パセリ/葉 約48g
にんじん/根/生 約50g
表6を見てわかるように、一般にビタミンAの宝庫と言われている食材の、その中でもレバーやうなぎが群を抜い ています。ただしこれは生食の場合で、調理過程で幾らかの損失はありますし、レバーともかくうなぎなどは生食に適していません。レバーにしてもやはりくせ があり、苦手だという人は少なくないのが実状です。そこで表にも取り上げたのがレバーペーストで、生食に比べると落ちるにしても、少ない量でビタミンAを 摂ることができます。ベビーフードなどとしてもスーパーで見かけることがありますので、薄味でくせのない食材として取り入れてみては?

またこういった多少特殊な食材ではなく、いわゆる緑黄色野菜にも多く含まれています。「100gあたり 600μg(マイクログラム)以上のカロチンが含まれているもの」が緑黄色野菜とされています。つまり緑黄色野菜であることの基準はカロチン(カロテノイ ド)の含有量だけに依存しているのです。このことは、カロチン(カロテノイド)がいかに重要な要素であるのかを表しているといえます。 その代表的なものとしては、ほうれん草・にんじん・小松菜・春菊・しそ・明日葉など。 前述のように、カロチンは油と一緒に摂ると吸収が良くなりますから、これら緑黄色野菜と、やはりビタミンAを多く含むバターやマーガリンを組み合わせて調 理すれば、効率的にビタミンAを摂ることができるでしょう。植物性の油であれば、含まれているビタミンEがカロチンの酸化を防いで、調理時の損失を少なく するといった効果も期待できます。(例:葉とうがらし/油いためは100gで3100単位)

ビタミンD(カルシフェロール)

脂溶性ビタミン(体内の脂肪組織や肝臓に長期保存されるもの)として、ビタミンDはカルシウムの吸収(つまり 骨の形成など)に非常に重要な役割を担っています。ビタミンDの特徴は他のビタミン群とは明らかに異なるものです。第一にビタミンDは太陽の光を浴びるこ とにより私達の体内で生成できること、第二に生命維持に必要なホルモンとして、ミネラルの吸収や骨の形成や内分泌作用を持つということがその理由として挙 げられます。ビタミンDの発見とそれに伴う人体への充分な摂取は、幼少期のくる病と言われる、ビタミンDの欠乏によって起こる成長阻害、歯の発育阻害、弱 体化、乳児の頭蓋骨軟化、永久的な骨格不全を事実上撲滅したと言われています。最近の数々の研究では、ビタミンDの大きな可能性として抗癌作用や血圧、体 内リズム、情緒、態度の安定化や多発性硬化症、乾せんなどの特定の免疫疾患の治療、さらに筋力アップへの効果などが注目されています。 第6次改定日本人の栄養所要量に 表されている所要量の数値で注目したいのは、他のビタミン群とは異なり、幼児期に多くを必要とし、その所要量は成人の一日の所要量は100単位(IU)に 比べて4倍の400単位。したがって妊婦や授乳期の母親にも多く設定された数値となっています。それでは、成人の所要量100単位を代表的な食品で摂るに は‥‥

表7
品目 必要量
きくらげ/乾燥 約1g
べにさけ/塩ざけ 約6g
うなぎ/かば焼き 約13g
いわし/生干し 約23g
いわし/生 約26g
かつお/かつお節 約44g
しめじ/ほんしめじ 約63g
卵黄/生 約91g
表7で一目瞭然なのは魚が多いこと。そして生と干したものでは後者に多く含まれているということです。他では きのこ類でも多く含むものが多く、やはり干したものの方が多く含まれています。これは前述の「ビタミンDは太陽の光を浴びることにより私達の体内で生成で きる」ということと同様の現象で、日光中の紫外線により食品中の有効成分(エルゴステロール、7-デヒドロコレステロール)がビタミンDに変化して体内で の生理作用を発揮するのです。ただし、最近の干ししいたけなどは電気乾燥である場合が多く、これには当てはまりませんから、家庭で日光に当ててから調理す ると効果的と言えます。

ビタミンDは熱や酸化によって損失することの少ない、安定した性質をもっているので特別調理方法に気を使うこ とも無く、扱いやすいといえるでしょう。ただし前述の通り、幼児には所要量値が多く設定されていますが、その上限は少なく設定されています。ですからただ 与えればいいというわけでは無く、薬剤も栄養分も適した分量というものを守った生活が望ましいのは言うまでもありません。過剰の摂取は逆に骨を弱体化する おそれもあり、腎臓障害なども引き起こしてしまいます。食生活の欧米化に伴って魚を食べる機会も相対的に減少していますが、あらためて見直すべきではない でしょうか。ちなみに牛肉・鶏肉などは全く含んでいないといっていいほど。

ビタミンE(トコフェロール)

脂溶性ビタミンのひとつ。合成物よりも天然の方が体に取り込みやすい。その違いは著しく、3.5倍から5倍も 天然物の方が有効であるとされています。 ガンや心臓病のリスクを低くするといわれる強力な抗酸化物質、それがビタミンEです。食品(植物油など)の成分に添加されることが多いのは、その酸化を抑 える、品質の劣化を抑える働きがあるからです。ですから、酸化によって損失しやすいビタミンAやCと一緒に摂ると効果的と言えます。このビタミンEの作用 については別ページ(「さびない身体」)でも取り扱っていますので、ご参照ください。
第6次改定日本人の栄養所要量では成人男性の一日の所要量は10mg(女性は8mg)とされています。表8では代表的な食品のその所要量に対する必要量を扱ってみました。

表8
品目 必要量
茶/せん茶 約15g
マーガリン/高リノール酸タイプ 約25g
アーモンド/乾 約32g
食物油/紅花油 約37g
食物油/コーン油 約50g
あんこう/きも 約72g
マーガリン/ソフト 約81g
マヨネーズ/全卵型 約83g
すけとうだら/たらこ,生 約98g
ここに挙げたものは特に多く含むものばかりですが、これら油脂や豆類、緑黄色野菜にも比較的多く含まれ、肉 類・魚介類など広い範囲の食材もに含まれていますので、それほど気にしなくても欠乏するようなことにはならないのですが、やはり不足すれば筋肉や細胞の老 化が進むといわれています。

ここでいう老化が進むというのは以下のプロセスを指しています。細胞膜には不飽和脂肪酸というものがあり体内 に入った様々な成分が細胞膜を通過するのをコントロールしています。この不飽和脂肪酸は酸化されやすく、劇しい酸化で過酸化脂質に変化し、これが多くなる と細胞膜の機能が低下し、劣化が進み身体に色々な障害をもたらし、成人病を誘発する。といったものです。
熱や酸化による損失が少なく、脂溶性なので油脂と合わせて摂ると効果的なので、やはり比較的摂取しやすいといえます。ただし、古い油には過酸化脂質が多く含まれているので、なるべく新しいものを使用しましょう。

ビタミンK(メナジオン)

ビタミンKは血液の凝固に関係のあるビタミンです。血液を凝固させる成分は肝臓で作られますが、この時にビタ ミンKが補助する働きがあります。欠乏症はこれといってありませんが、乳児・新生児の欠乏症例は報告されています。ですが、よほどの事が無い限りは欠乏す ることはありません。
第6次改定日本人の栄養所要量では成人男性の一日の所要量は65μg(女性は55μg)とされています。表9ではビタミンKを含む代表的な食材を挙げ、その所要量に対する必要量を換算してみました。

表9
品目 必要量
茶/抹茶 約2g
のり/ほしのり 約5g
わかめ/乾 約7g
納豆/糸引納豆 約8g
菊菜/葉/ゆで 約15g
だいこん/葉/生 約27g
ほうれんそう/葉/生 約28g
食物油/大豆油 約33g
キャベツ類/グリーンボール 約81g
ビタミンKが多く含まれている食材の傾向としては、海草類・豆類・緑黄色野菜といったとこでしょうか。前述の ように、普段から口にすることの多い食材ばかりで、その必要量も比較的少なくて済みます。余談ではありますが、西日本でビタミンKの欠乏症例が比較的多い のは、納豆を食べる習慣があまりないからだという考えもあるそうです。

血栓予防のために血液凝固を抑える薬剤を服用していると、その成分が体内でビタミンKの作用に対抗して凝固を調節します。ですから、そういった薬剤を服用している方は表4にあるような食材には注意しなければなりません。
また近年、高齢者に多く見られるようになって、メディアでも取り上げられるようになった骨粗鬆症という骨がもろくなる病気ですが、このビタミンKがその骨 粗鬆症に効果があるのではないかと見られています。骨を構成しているたんぱく質のひとつがビタミンKと深く関わっているらしいのです。ビタミンDも骨の形 成には重要な働きをするので、この2つのビタミンは丈夫な骨の形成のために、充分な摂取を心がけたいものです。